「社会を良くしたい!」と願う優しいあなたへ。

想い

自分の人生、せっかくなら何か意味のあるものにしたい。
社会や誰かのために、世界を少しでも優しく、よくなす方に進めたい。
そんな、優しい心を持ったあなたに届きますように。

変わらない社会

貧困、経済格差、教育格差、差別、自殺率の高さ。
国際紛争は起こり続けるし、今日も記っとどこかの国では爆弾が落ちている。
何年、何十年、いや、何百年こういうことを続けて来ているんだろうね。


そう、残念ながら社会はそう簡単には変わらない。

変えられない社会

私は、大学1年生の時、どうせ自分が生きるなら、何か意味のあるものにしたい!と思って、国際協力を志していた。絶対自分が世界を変えてやるんだ!って意気込みで、新潟の田舎町から上京をしてきた。

「イベント」っていうものを始めて知って、へぇえ!学びの機会がこんなに転がってるんだ!すごい!と思ってイベントに行きまくった。1年生の前期とかは週3日とかはイベントに行っていた気がする。

どうせなら、自分の人生を無駄にしたくなかったから。

不条理な世の中のしくみによって失われてしまう命や、潰されてしまう笑顔がない社会をつくりたいし、少しでも笑顔が溢れて、一人一人が生き生きできる社会にしたい。

多様性に溢れ、個人個人が認められて愛情の溢れる社会にしたい。

その想いだけで、ひたすらに行動をしていた。

でも、大学1年生の11月、気がついた。

「あれ、イベント行ったりして行動した気になっているけど、結局社会変えられていないじゃん。」

知れば知るほど社会に問題はたくさんあって、漠然と国際協力を志していたけれど、日本にだって沢山解決すべきことはあって、知識ばっかり増えるけど、じゃあ自分が何したらいいかわからなくなった。挫折を味わった。

「うぁぁぁぁ~、どうしよう分かんないな。でもせっかく自分が生きるなら、人生無駄にしたくないしな。せっかくなら社会をよくして、誰かを幸せに、笑顔にできる人生の方がいいしな。。。」

胸にどこか重く突っかかりがあって、人生で初めてとなる挫折を味わった。

目指すものの大きさに、何から手をつけていいか、自分のやりたいことって何だか分からなくなっていた。

救い

私は、そんな時に救ってもらった先輩がいて、紆余曲折あり、現在は岩手県大槌町という小さな町を舞台に誰かにとっての「心のふるさと」をつくることをテーマに人と人とのご縁を結ぶ活動をしている。(このあたりの紆余曲折の話はまた別の記事で書こうかな。)

だからと言って、じゃあ夢をあきらめたんですか?とか言うとそうではなくて、社会を少しでも良くしたいという想いは少しも変わっていない。今は手段が少し前とは違くなっただけ。

将来的には福祉分野とか、国際協力とか、もっとがっつり地域活性だとかに関わって、優しい社会をつくることへの歩みは止めたくないと思っている。

想いが潰されない社会を

たった数年、私がむしゃらに走ってきた期間の中だけど、すっごく嫌なことがあった。

それは、

「社会を良くしたい」と願う優しい人たちが、

「誰のために自分の人生をつかいたい」と願う優しいあなたの想いが、潰されてしまうこと。

知識を知れば知るほど、問題の途方もなさに気がつくし、自分のちっぽけさにも気がつく。

想いを口にしたら「すごいね~」で一線を引かれてしまったり、どこか自分とは違う人かのように扱われる。

偽善者だって非難されたりもする。

正直、それでも進み続けるための努力を積み重ねることはしんどい。人は楽したい生きものなので、想いを置き去りにする理由はいくらでも思い浮かぶ。

自分がやらなくてもいいんじゃないかな、この道でもありなんじゃないかなって楽に生きる方法を考え出したりする。

だけど、私はあなたの想いはとっても素敵だと思う。

「社会を良くしたい」とか

「少しでも優しい世界にしたい、不条理をなくしたい」とか

誰かのためを本気で想える人を私は心から尊敬するし、応援したい。

一緒に生きたい。

そういう想いを持つ優しい人たちが潰されてほしくない。

一緒に優しい世界をつくる仲間であってほしい。

だから、メディアをつくりました。

「社会を良くしたい!」と願う学生が自分の想いを持ち続けるための一つの理由になりたい。

おんなじくらいの世代の人が、なんか必死に頑張ってるとか、

同じような想いを持つ人がいるんだって知ってもらえて、ちょっとでも自分の想いに素直になれたり、優しい人たちが潰されない社会であってほしい。

そんなテーマで、このメディアをつくっていこうと思います。

ここまで読んでくれてありがとう。

「社会を良くしたい!」と願う優しいあなたへ、届きますように。

 

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