前回の記事では「地方創生に関わりたい!」という子向けに初めの一歩の踏み出し方を書きました。
本文の中でも書いているのですが、私の一歩目がどうだったかというと、別に特別崇高な思いを持っていたわじゃなかった。なんなら、地域活性とか地方創生とかの分野に自分が関わるともおもっていなかった笑
じゃあ、何で縁もゆかりもなかった「岩手県大槌町」に学生生活を捧げることになったのか、綴ってみようと思います。
背景
まず、私がどんなことしてきた人やねん!っていう人はここをみてね。
簡単にいうと、何も繋がりのなかった岩手県の大槌町に取材に行ったら、心惹かれてしまって、ツアーやイベントを作ってきた人笑
今は、コロナの影響もあり団体自体の活動は自粛しているのですが、相変わらず地域の方からはまるで娘かのようにお電話をいただいたり、お正月にはお餅をいただいたり、濃いお繋がりをさせて頂いています。
将来的には大槌町を舞台に色んな人に「心のふるさと」を届
ける事業をしたいな〜という夢がある。
今ではこんなにぞっこんになっている大槌町ですが、私は出身でもないし、何なら岩手にだって大学1年生の冬まで行ったことがなかった笑
きっかけはたった2つ
初めは、当時所属していた学生団体の取材活動の一貫で、東北取材の企画を立てたことがきっかけ。国際協力の分野で煮詰まっていた私は、日本のことも知りたい!と思い、復興取材企画を立てた。
大槌町に行こう!と決めたのはたった二つの理由から。
①人から紹介を受けたから
②国際協力関係のNPOでお世話になっていた団体が大槌を支援していたから
ただこれだけ。
特に地域活性をしたい!と思っていたわけでもないし、知識だって何もなかった。
忘れられない一言
じゃあ何で大槌に関わり続けることになったのか。
それは、たった一言の言葉がきっかけだった。
「おかえり〜」
初めて大槌町を訪れた時、地元で商店を経営されているお母さんのお宅に、泊めさせて頂いた。震災以降、自分の自宅を無料で開放し、ボランティアや復興支援で訪れる人々に宿と食事を提供されてきたお母さん。7年間でのべ2,000人以上もの人を受け入れてきた。
私たちは、当時は若くて、時間はあるし、お金節約したい!と思いヒッチハイクで大槌町に向かっていた笑 着く頃にはヘトヘト笑 3月の寒い中、街灯も少なく暗い中やっと大槌町に辿り着いた。
一緒に取材に行ったメンバーとグーグルマップを開いて、「ファミリーショップやはた」のピンをめざす。
「あった!」
店前の看板が照明に照らされて、ヘトヘトの私たちを迎え入れてくれた。お店のドアをあけ、
「こんばんは〜今日からよろしくお願いします〜!」
ご挨拶をすると、店の奥から元気なお母さんが、満面の笑みで出てきた。
「おかえり〜〜〜!ほら、入って入って、あったまって。」
初めて行ったのに「おかえり」
まるで実家かのように、私たちを迎え入れてくれた。その瞬間、私は頭にはてながいっぱい浮かんだ。
何で?何でこんなにしてくれるの?
お母さんの無条件の愛情をたっぷり受けた私は、心がひたひたに満たされて、お母さんの虜になった。そんなお母さんのもとに数日いると、本当に色んな方が訪れる。
おせっかいな八幡さんは、「入って入って〜」
気がついたら知らない人と食卓を囲んでいる。


あぁ、いいな。
またこの人たちのもとへ帰ってきたい。
そう思った。これが、私が大槌町にぞっこんになるきっかけだった。
当時の取材記事はこちら↓
関わり続ける理由
私は今大学4年生だが、大槌町の活動は今後も続けていこうと考えている。リアルの活動が厳しい分、直近でこそ活動は難しくなっているが、長く続くご縁で将来的には向こうに若者が交流できる拠点を持ちたい。
そんな私が今でも大槌町に関わり続ける理由はこれだけだ。
また町の人たちに会いたいから
本当にこれ。
元からだけど、別に地方創生をしたい!っていう人ではない。
地方創生、地域活性、まちづくり、、、色んな言葉があるけれど、町のためになりたい!っていうよりは、ただそこの町の人たちに会って「ただいま」と言いたいし、このあたたかさをのこし続けたい。ただ、それだけ。
地方創生をしたい<町の人に会いたい
この方が強い。
大槌に生きる人たちのあたたかさを色んな人に伝えたいし、私が八幡さんにきっかけをもらったように、第2のふるさとと思えるような場所を届けることができたら。
これが、完全“ヨソモノ“であっても私が大槌町に関わり続ける理由です。
まとめ
まとめると、、、
◯大槌町に関わり始めたのはひょんな2つのきっかけから
◯最初から地方創生に関わりたいわけじゃなかった
◯関わり続ける理由は町の人たちに会いたいから
改めて整理してみると、本当にたくさんのご縁を頂いたなと思うのですが、結局これも自分で一歩を踏み出したからだよなとも思う。
大学生活、無駄にしたくなくて、地方とか地域とかのためになることをやりたいって思っている人、今の環境でもできることから、積み重ねていくことが大事だと思う。
以上、よそモノがどうして地域に関わるようになったのかでした。
ひなた☀️
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