こんにちは。
将来全国各地に誰かにとっての「心のふるさと」をつくりたい!中村ひなたです😊
都内でもセミがみんみん鳴いていて、夏真っ盛りを感じています。あぁ、畑の真っ赤なトマトが食べたい・・・笑
(ちなみに、無類のトマト好きです↓@おじぃちゃんの畑2年前)

ワクチン接種が始まって、だいぶ地方に行くハードルが世間的にも低くなってきたのかなとは思いますが、特に地域の人と交流をするとなるとまだまだ気軽に地方に行けない日々が続きますね〜。
大自然に囲まれながら、早くBBQとかできるようになりたい・・・。
さて、地域を愛するものとして、地域関連の情報は比較的手に入れている方だと思いますので、ちょっと思考をしたことについて一つ。今日は「地域の特産商品」について考えていこうと思います。
全国各地でつくられる特産商品
地元を盛り上げよう!とか地域おこしをしよう!など、テーマを定めた時に、一番最初に思いつくのがこれ。
「地域の名産品を商品にして、多くの人に買ってもらおう!」
自分が住んでいる地域の特産品って調べてみたら必ず何かしらの商品が出てくるはず。その結果、日本には何万点もの地域特産商品があふれています。
その中でも、ちゃんと利益が出て、地域が潤うほどになっているものってどのくらいなんでしょうか。
そもそも、それで地域おこしをすることを目的に置いておらず、一応外部向けにも商品をつくっているよ〜!というくらいだったら、それでいいと思うのですが、特産品で地域おこしをするぞ!と言って成功しているところはどのくらいあるのでしょうか。
もし、これを読んでくれている人の中で、自分の好きな町や地域がある!という人は、自分の地域ではどんな商品が売られているか、それがどれくらい町の支えになっているか、調べてみてください。
つくって満足では意味がない
地域おこしをしよう!と言って、町の商工会や、行政が協力しあって、商品を開発する。
こんな商品ができました〜!とできたことを町のHPやSNSにアップする!まではいいのですが・・・
結局それがどのくらい売れたか、町にとっての利益になったかなどが測られず、行政の報告書にだけに地域活性の事業こんなことやりました!で終わってしまっている例がとても多い。。。(私が関わった地域でも物産展でありました・・・)
つくって終わって満足してしまっている特産商品がなんと多いことか。。。もったいない😢 時間も労力もかけたのに、あまり売れずに、でも、挑戦したしね〜活動として形になったし〜で何となく満足してしまっているのはあるあるです。
地方の商品が売れない理由
せっかくお金も時間も労力もかけてつくったのに、つくっておわり。結局町にどのくらいの効果があったかわからない・・・では意味がないですよね。
では、なんで地域の力を総動員してつくったものが売れないんでしょうか?
なぜかというと、マーケティングをしてないからです。
マーケティング??という人へ向けてわかりやすく説明しますね。マーケティングとは、どんな人がどんなものを欲していて、どんな需要があるのかを調べることです。
自分たちの商品を売りたい相手は誰で、その人はどんなものやどんなことを欲しているのか。
商品をつくる前にまずこれを決めなければいけません。自分たちの特産品、美味しいから買って〜!!だけじゃ、誰も買ってくれないわけです。作ってから誰に売ろうか?どうやって売ろうか?考えてる時点でダメなんですね。
つくっても売れなければ意味がないもんね。。。
地域の人が使ったお金、時間、労力以上の対価としてかえってこなければ、地域おこしに繋がっているとは言えません。。。
まとめ
地域の商品が売れない理由は?
マーケティングをしてないから。
想いが先行しがちな地域活性の分野ですが、自分たちはこれが価値があると思うんです!!!だけじゃ、お客さんは買ってくれないわけです。ちゃんと、どんな人にどう届けるか、それが見えてからじゃないと特産商品を作っても意味がないわけです。
せっかく地域の人が協力してくれたり、地元を盛り上げよう!という熱があるのであれば、きちんと成果が出ないともったいない。つくる過程だけじゃなくて、つくった後も、商品が誰かのもとに届いて、喜んでもらえて、地域の人もハッピーになる。そんな循環をつくれた方がいいですよね。
将来地域活性の事業をやりたいんだ!
自分の手で好きな町を盛り上げたいんだ!という人はその時までに必要な知識をちゃんと身につけて、実現できるようにしましょうね!
ひなた☀️
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中村ひなた(22)
法政大学法学部国際政治学科卒。
大学時代から、国際協力・地域活性・居場所づくりなど多岐に渡る分野に関わってきた。地域活性化の面では、大学2年生の時から岩手県の大槌町という小さな町を舞台に「大槌プロジェクト」を立ち上げ、都内の学生と大槌町を結ぶツアーなどを開催してきた。
現在は教育系ベンチャーにて発達障がいを持つお子様に向けたサービス展開に携わ理ながら、自ら地域活性や社会貢献事業をやりたいと想いを持った若者を集めたコミュニティ「だん」をつくっている。
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