こんにちは。将来は全国各地に「心のふるさと」をつくりたい、中村ひなたです。
地方や地域ってすごく魅力がいっぱい詰まっていると思います。私は新潟の田舎出身なので、やっぱり田んぼとか緑を見ると落ち着きます。
土の匂いとか、風がさら〜〜〜って吹き抜けて緑が揺れる感じとか、すごく好き。あとは、人が温かい。よくも悪くもお節介な人が多い。おばあちゃんちに行ったら必ず太るし、誰かのうちに行ったら「お茶してきな〜い!(新潟弁→翻訳:お茶していきな)」の言葉に引き留められてまぁ終わらない笑 そういう「人付きあい」の時間が長い。でもこういう時間こそ大事だったりするんだよね。いい意味でめんどくさいつきあいが多い。
共感してくれたあなたは、気が合うと思います笑
でも、そんないい地域、いい町が、どんどんなくなっていってしまう。
なぜ地域に関わるのか
語弊があるかもしれないけど、私は日本の町全部が残り続けて欲しい!なんて思っていません。自然の流れの中で、盛り上がる地域、衰退する地域があるのは当然で、なんらかの理由で必要とされなくなれば、その町はなくなります。これは、自然の摂理であると思うので、それ自体にあらがおうとは思っていません。
ただ、私がやだなと思うのは、価値あるものがなくなっていってしまうということです。
その土地の方言・お祭り・遊び・・・とか、そこでしか生まれなかったもの、いい文化がなくなってしまう。それは、なんかもったいない。何よりも、温かい心配りができる人の輪が紡がれなくなってしまうのは嫌なのです。
共感してくれる人、多いんじゃないかな?
「地域をよくしたい!」と思っている学生のほとんどは
『こんなに魅力があるのに、衰退していってしまうのは嫌!』
『このまちをのこしたい!」
という動機から地方に関わり始めます。
なぜ、いいものがあるのに衰退してしまうのか
先ほど、自然の摂理で、人々に必要とされなくなったものは自然と衰退していくといいました。
これは間違いない事実だと思います。必要でないものは、淘汰されます。
でもどうだろう。仮に、この仮説があっているとして、でも、好きなまちを活性化させたい!と思っている人にとっては、その地域はとても価値ある場所なわけです。
いいものがちゃんとあると分かっている。でも、まちは衰退していってしまう・・・
果たして、何が足りないんでしょうか?
なんでいいものがあるのに、衰退してしまうんでしょうか?
その答えは簡単です。
価値が伝わっていないからです。
いい町だけど、人がこない。。。それは単純に世の中に価値を伝えられていないからです。
いくらいいものがあったとしても、人通りのないところで商品をひたすらに売っていてもそれは売れるわけがありません。
地域もそれと全く同じこと。いいものがあっても、認知をされなければ、世の中の人にとっては、ないものと同じなのです。
いい町があるよ!と伝えるには?
じゃあ、いい町だよ!と伝えて認知を高めるにはどうしたらいいの? これに必要な力は、適切な人たちに、適切なメッセージでPRをする力です。
何も考えずにとりあえずチラシを作ったりとか、
何も考えずにとりあえず物産品を作ったりとかしてもダメです。
適切な人たち=マーケットを決める、その人たちに刺さりそうな言葉は何か考える。
その人たちに1番届きそうなメディアは何か考える。
これを総じて、PRができる力と言います。宣伝って、ただ世の中にこんないいところがあるよ!と叫んでいるだけではダメなのです。
ちゃんと世のの人に「いいものがある」と認知をさせないといけないんだね。 ただ、これは一朝一夕で身に付くものではありません。(もしすぐ身につけられるものだったらどの自治体も活性化されているはずです・・・笑)
だからこそ、地域の魅力を残し続けられる人になるためには、長期で本当に必要な力を日々勉強し、自分の力を養い続けていなければいけません。
、
まとめ
◯いい町なのに、衰退していく理由とは??
▶︎価値が伝わっていないから。
◯まちの価値を伝えるのに必要な力とは?
▶︎PRできる力
結局、これらの力を身につけていくことがすごく重要です。
自分ひとりでは煮詰まっちゃって何からやっていいかわからないよ!という人には、時間の許す限りご相談も受け付けてます。お気軽にご連絡くださいね〜🙌
いいものはいいと、のこり続ける社会になりますように。
ひなた☀️
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◆次回開催イベント
「心のふるさとつくりびと」ー地域活性に本当に必要な力とは?ー
8月8日(日)16:00ー20:00 [残り2席]
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中村ひなた(22)
法政大学法学部国際政治学科卒。
大学時代から、国際協力・地域活性・居場所づくりなど多岐に渡る分野に関わってきた。地域活性化の面では、大学2年生の時から岩手県の大槌町という小さな町を舞台に「大槌プロジェクト」を立ち上げ、都内の学生と大槌町を結ぶツアーなどを開催してきた。
現在は教育系ベンチャーにて発達障がいを持つお子様に向けたサービス展開に携わ理ながら、自ら地域活性や社会貢献事業をやりたいと想いを持った若者を集めたコミュニティ「だん」をつくっている。
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