こんにちは。
将来は、全国各地に「ただいま」と言える心のふるさとをつくりたい、中村ひなたです。
全国各地に知り合いがいて、なんかあった時にみんなで助け合える。ただいま〜ってお互い言うことができる。そんな場所がたくさんあったら、なんだか世界はもうちょっと優しくなりそうだよね。
そんな世界を目指して毎日頑張ろうって思うわけです😌
さて、私が地域を舞台に活動をしてきて約4年が経つのですが、その中で、今まで言われた言葉ので1番「ううっ!」って刺さった言葉を今日はお伝えしようかと思います。
地域での活動を知りたい人はこちら
洋菓子屋さんのお母さん

約3年前、大槌プロジェクトをつくり始めて、ツアーの企画の第1弾を行う際に地域を回っていた頃。
まだ仮設商店街が残っていて、1件ずつ企画書を持って回っていたときのことです。
とある洋菓子屋さんを訪れて、いつもと同じように挨拶をして、企画書を渡し、「こんなことをやろうと考えているんです!」と元気よくお伝えしました。
店主であるお母さんはすごく優しくて、お話しを丁寧に聞いてくださりました。お茶を出していただきながら、私がなんでここに来ていて、なんでこのツアーの企画を行っているのか。どんな想いで、まちに携わっているのか、とても優しく受け止めてくださいました。
反対に、そのお母さんがなぜ今この町でお店をやられているのかのお話も聞かせてくださいました。
地元だとおっしゃるお母さんは、やはりこの町が好きだと言うこと。
「何にもない町だけど、やっぱり、いいのよ。」
そうおっしゃっていらっしゃったのが印象的です。
震災後のまちの変化
私がこんなことをやりたいんです!とついつい熱く話していると、お母さんは震災以降のまちの変化についても教えてくれました。
震災以降、色んな団体さんが出入りするようになった、と。
ボランティアにくる学生もいれば、仕事で建設にくる方やいろんな関わる方が増えた。
私が当時訪れていた際は2018年ですから、震災から7年が経った年でした。
「今もこられている学生さんなどはいるんですか?」
私が質問をすると、とある学校のサークルさんは、ずっと来続けてくれているとのことでした。7年たっても、代を引き継ぎながら通い続けているってすごいことですよね。私も当時大学2年生でしたから、そういう学校単位とかで世代を引き継いで繋がり続けるって、そういう形もあるのか〜なんて思っていました。
私は、当時から大槌になぜかどハマりしてしまったので、長期的にこの町に関わっていきたいという想いは持ち続けており、学生生活だけではなく、将来この町で何かするのを見据えてツアーを作ろうと奮闘していました。
今でも忘れられない、〇〇の一言。
お母さんとそんな風に、あれこれとなぜこのまちと関わりづつけるのか、などを話していたとき。どんな大学の人たちがきて今までに大槌を盛り上げてくれたかなど、優しくたくんさんお話をしてくれていました。
その中で、お母さんがポロっとつぶやいた言葉がありました。
「学生さんは、大学のうちだけだからね〜」
少し寂しそうな目で発された言葉。私の胸に突き刺さりました。。。。
背景を聞くと、学生さんは、大学生活の時間があるうちは来続けてくれる。でも、大学を卒業して仕事があったり、サークルを引退したりすると、とたんに来なくなって、しかも関係性が続いているもほとんどない。
仕方ないとは思いつつも、少し寂しいとのことでした。
そこで、大学2年生の私は気づきました。
「私、長期で町に関わりたい、大槌のよさを伝えていきたい」って言ってるけど、それに応援してくれる人がいる分、できな買った時に寂しい思いをさせてしまう人がいるんだ・・・・・と。
できなかった時に、寂しい、悲しい、、、、と期待を裏切ってしまうことになるんだなぁ。と。
どうしたら継続していけるのか
自分が描いているものに対して、応援してくる人がいる分だけその人たちは悲しませたくないし、ちゃんと叶えて実現できるようになりたいですよね。
どうしたら、学生時代の活動だけで終わらずに継続していけるんでしょうか?
それは、「時間持ち」と「お金持ち」になることです。
そもそも、社会人になって活動を継続できなくなってしまう理由が、まず一番大きくあるのが『時間がない』ということ。週5日間×8h仕事があるのでなかなか休みも取れずに、そもそも地域で何かをし続けると言うことができません。
じゃぁ、時間の自由を作ればいいんだ!「よし!フリーターになろう!!」こんな人がいたら、どう思いますか?時間の自由はあるけど、お金・・・。そもそも、活動をし続けるため資金が足りません。これでは、ただのフリーターアルバイトになって終わってしまいます。
そうなんです、時間だけあってもだめで『お金持ち』にもならなければいけないんです。これは何もそんな大金を持てる人になれと言っているのではありません。自分が生きていくためのお金と、自分の活動を続けていくための資金は生み出さなければいけないと言うことです。
まとめ
◯自分が描いた夢がある分だけ、叶えられたら笑顔を増やせるし、叶えられなかったらその分、寂しい思いをさせてしまう人がいるということ。
◯継続して地域活動を続けたり、地域を盛り上げ続けるためには『時間持ち』と『お金持ち』にならなければいけない。
大好きな地域がある、ずっとこうした繋がりを続けていきたいという人ほど、継続できる力を身につけることを大事にしましょう。もちろん、今すぐにの状態になれと言ったら無理な話です。まずは、この状態をつくるために、自分の人生設計を考え、どうしたらこの状況を作れるかを考えなければなりません。
うわ〜〜そうだ、、、記事を読んで終わりではなくて、ちゃんと行動までしましょうね。
将来、地域と関わり続けるために、本気で人生を考えたい!と言う人は個別で相談にも乗っていますのでお気軽に連絡をください。ちなみに、日程の調整等あるので迷っているならお早めにご連絡だけでもいただけた方が嬉しいです。
『お金持ち』と『時間持ち』になって、地域の人を喜ばせられる人間になりましょう😌
おわり。
ひなた☀️
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◆中村ひなたって誰?
法政大学法学部国際政治学科卒。
大学時代から、国際協力・地域活性・居場所づくりなど多岐に渡る分野に関わってきた。地域活性化の面では、大学2年生の時から岩手県の大槌町という小さな町を舞台に「大槌プロジェクト」を立ち上げ、都内の学生と大槌町を結ぶツアーなどを開催してきた。
現在は教育系ベンチャーにて発達障がいを持つお子様に向けたサービス展開に携わ理ながら、自ら地域活性や社会貢献事業をやりたいと想いを持った若者を集めたコミュニティ「だん」をつくっている。
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